轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

ヨブきこうえん

ヨブ記講演

内村 鑑三

丸の内の大日本私立衛生会館における内村聖書研究会においてのヨブ記講義、1920(大正9)年4月25日~6月27日、9月12日~10月10日、10月24日、11月21日、12月19日

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 92,828 字 · 185 页

青空文庫

しや(四―六節)

これ神が世界を造りし時汝はその計画に参与せしかとの問であって、造化の秘義に関する人間の無知を諷せし語である。「地」というも勿論当時の地文学に循っての語であって、地球を意味せず、地を扁平なものと見ての言である。故に「地の基を我が置えたりし時」というのである。「誰が度量を定めたりしや、誰が準縄を地の上に張りしや」は地の目方、長さ、幅等を汝が与り知るや、人知の微弱なる到底これを知る能わず、ただ地を造りし神のみ知るとの意である。六節も同様の主趣の語であって、「基」といい「隅石」というは、いずれも地を扁平体の大建築物と見ての言い方である。

◯人は地――己が脚を立てつつある所の地についてもかく無知である。これを知るは神のみ。造化の秘義、摂理の妙趣は人知の把握の外に在る。いたずらに小なる知力を以て神の宇宙について、是非得失の論議をなすは空しき極であるとの主意である。今日の科学においては地球の長さ、幅、目方を正確に知られている(太陽や月のそれさえ知られている)。故にヨブ記のこの言は何ら肯綮に当らないという人があるかも知れぬ。しかしこれ愚かなる批評である。