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「もくせい」ごうのなぞ

中谷宇吉郎集 第六巻

中谷 宇吉郎

中谷宇吉郎『中谷宇吉郎集 第六巻』。同一底本的分册已合并为一书。收入:「もく星」号の謎、温泉2、海底の散歩、吉右衛門と神鳴、国際雪氷委員会のことなど、古代東洋への郷愁、身辺雑記、長岡と寺田、八戒に遭った話、亡び行く国土、牧野伸顕伯の思い出、湯川秀樹さんのこと、露伴先生と神仙道、私のふるさと、私の履歴書、ケリイさんのこと、コロラド通信。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 130,784 字 · 269 页

青空文庫

ただしその時に、この雪委員会の主な仕事を、積雪水量調査及び水量予報におくことにとりきめた。最初に委員長に選ばれたのは、アメリカのネバダ大学のJ・E・チャーチ博士であった。同博士は、その後十五年にわたり、昨一九四八年八月のオスロ会議まで、引きつづきその任にあたり、氷河委員会との合併後は、雪及び氷河委員会総裁として、熱心な努力をつづけた。

雪委員会の第一回の総会は、一九三三年にリスボン市で開かれ、チャーチ博士を委員長とし、他に瑞西のマーカントン教授及びイタリアのエレディア教授が顧問として、これを援けた。

第二回の総会は、一九三六年に英国のエヂンバラで開催された。この委員会は、その時に到って、初めて世界的の支援をうけるまでに発展し、雪関係の研究者ばかりでなく、氷河関係の学者からも論文がたくさん提出された。この時の報告は、八百頁に余る大部の印刷物として公刊された。その内容は、降雪、積雪、水量予報、流出量、湖水及び河の氷、雪上輸送、雪氷の物理学、雪崩、氷河、北極及び南極の雪氷、近時探検隊の報告、測定器の各項に分類され、雪及び氷に関するあらゆる部門にわたったものである。