轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

「もくせい」ごうのなぞ

中谷宇吉郎集 第六巻

中谷 宇吉郎

中谷宇吉郎『中谷宇吉郎集 第六巻』。同一底本的分册已合并为一书。收入:「もく星」号の謎、温泉2、海底の散歩、吉右衛門と神鳴、国際雪氷委員会のことなど、古代東洋への郷愁、身辺雑記、長岡と寺田、八戒に遭った話、亡び行く国土、牧野伸顕伯の思い出、湯川秀樹さんのこと、露伴先生と神仙道、私のふるさと、私の履歴書、ケリイさんのこと、コロラド通信。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 130,784 字 · 269 页

青空文庫

である。この論文は、昭和十六年、即ち先生の晩年に書かれたもので、ほぼ百頁に及ぶ大部のものであり、また非常な労作でもある。

『仙書参同契』は、一言でいえば、後漢の魏伯陽の著書『周易参同契』を、考証及び解説したものである。この『周易参同契』の出来たのは、はぼ西紀一四五年頃と推定されている。日本でいえば、女王卑弥呼の時代よりも、なお数十年も昔のことである。即ち日本人が、まだ未開人の生活をしていたと確認される時代よりも、まだ数十年も昔に出来た本である。そういう旧い時代の書であり、しかも後代に到って、中国神仙道の本統である丹道の書の祖となったものである。従ってその内容は、まことに難解をきわめ、現代人の頭脳では、ほとんど理解を絶した難物である。

一体そういう旧い時代の本が、今日まで最初の完全な形で残っているはずはない。事実、原書はつとに亡びているので、現存の参同契諸本中の最古のものは、五代の彭暁註『参同契』である。これとても魏伯陽よりは八百年もおくれている。そういう本を頼りにして、後漢時代にまで遡って考証を進め、その解説をしようというのであるから、非常な労作になるのは当然である。