轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

ぞくほうしこう

差別の根源を考える

喜田 貞吉

喜田貞吉『差別の根源を考える』。同一底本的分册已合并为一书。收入:俗法師考、融和促進、融和問題に関する歴史的考察。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 147,985 字 · 289 页

青空文庫

5 声聞師の地位

5 声聞師の地位

仏弟子の声聞が菩薩の下位に置かれたが如く、俗法師の声聞師がまた普通の法師よりも一段卑しいものと認められたのはやむをえぬ。しかしながら彼らは、民族的に他の人民とあえて区別があった訳ではない。したがってその成功したものは、つとに袂を分かって立派な身分になっているのもはなはだ多いのである。また彼らはその身分が低いといっても、それは社会の上流にいたものに対して低かったのであって、多くの商工業者に比してあえて区別があったものではない。その中には禁廷へ出て舞楽を奏するの名誉を有するものもあった。興福寺の五ヶ所・十座の唱門の如きは、猿楽以下の七道の者を進退し、威権すこぶる盛んなものであった。大乗院門跡ともある尋尊僧正の筆に上っては、「五ヶ所・十座の者共」などと安っぽく扱われてはいるが、民間にあっては彼らはかなり恐れられたもので、『平城坊目考』にある人の説を引いて(「陰陽町唱門ヶ辻子の条」)、「往年唱門師当地に住して、興福寺に属す。民家を巡視して非違を告知らしむ。漫りに権威をなす」といっているのは、よくその状態を示したものである。彼らは実に領内の警察官であった。