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にっき
日記
宮本 百合子
33 一九五〇年(昭和二十五年)
N3 · 进阶 · 新字新假名 · 9,740 字 · 20 页
一月二十二日
一月二十三日
一月二十四日
一月二十五日
一月二十六日
しかし、関東はやっきになって、本質的討論をさせない。
一月二十二日 日
細胞の集会で、疑問を出しても、それは反党的であったと自己批判させ、松川事件の被告が、所感の前半は正しく後半はあやまりであるというのはほめるべき態度である、というようなことを律、本部集会で話す。
一月二十三日 月
所感が生きているかのように、それについての検討をさせない方策ではりつめている。
政治局決定で宮九州にきまる、人事一任、わきからの報告では何もしないこと、など、を条件とする。
一月二十四日 火
天皇の威信失つい急速である。アメリカは、日本のKPはチトー化しつつあるとよろこんでいる由。
一月二十五日 水
労働組合をこわしておいて、こんどは一般の統一戦線で、という式。右へ右へじりじり行く可能がある。そうさせているもの徳田の無理論性、志田のあいまい性、律のキツネ性、西沢のムコ根性と食わせられている党官僚の卑屈さ。
一月二十六日 木
宮、風邪ひきとなる、ノドかぜ。つまり疲労である。自分のつかれもひどい。こんどのことでは(コミンフォルム)実に日本の党の質の低さ、わるさがはっきりした。日本の悲劇のふかさ。