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にっき

日記

宮本 百合子

20 一九三六年(昭和十一年)

N3 · 进阶 · 新字新假名 · 15,424 字 · 32 页

青空文庫

六月二十七日

六月二十九日

六月三十日

七月二日

七月七日

七月八日

七月十一日

七月十二日

七月十三日

『婦人公論』に――マクシム・ゴーリキイの一生(真実な人間の歩いた道)――二十三枚を送る。

六月二十九日(月曜)

判決云いわたし。

二年の四年猶予ナリ。

六月三十日(火曜)

基ちゃん、面チョーで大変わるいとのこと、驚愕す。

見舞ってから、

『文学案内』へ行って、「マクシム・ゴーリキイの思い出と教訓」二十枚ばかりを口授して来る。

大変くたびれた。

七月二日(木曜)

きょうより『都』「芸術が必要とする科学」のり出す、四回なり。

七月七日(火曜)

面会に行った。

七月八日(水曜)

○そのひとと遊び、歩いていて、そんな相対と遊び、歩いている自分自身がいやにならずにすむような対手は実にすくない。特に今のような時代に於ては。

『文評』の仕事。へばってしまって、栄さんに助けて貰ってやっと送った。

七月十一日(土曜)

仕事

七月十二日(日曜)

仕事

七月十三日(月曜)

原稿『改造』

すっかり終って床に入ったのが八時。

午後、雨の中を青山にゆき、お墓参りをしてから新宿で、チェルウシュキン号の実写と幸福の唄(天才と和訳)を見物する。

大変感動した。疲れていたのや何かでチョコレートをたべながら、殆ど涙が出そうに迄なった。