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にっき
日記
宮本 百合子
20 一九三六年(昭和十一年)
N3 · 进阶 · 新字新假名 · 15,424 字 · 32 页
八月十六日
八月十八日
八月二十七日
八月二十九日
八月三十日
八月三十一日
九月一日
九月二日
九月五日
「心を痛めないように話す」
赤いセイラー、ひろいスカート、その姿が可哀そうになり、夜本郷の夜店へひやかしにゆく。
八月十六日(日曜)
マキシム・ゴーリキイ少年時代 五十二枚 書下し送る。
八月十八日(火曜)
面会。
八月二十七日(木曜)
ゴーリキイ 青年時代 六十枚位送る。
八月二十九日(土曜)
沢山田屋
十国峠 ゴーラの峠の霧
秋の花
風、霧の流
○「或女」のための用意
mにエハガキを二枚
八月三十日(日曜)
二十二日に書いた手紙来。
こちらから 第九信を出す
八月三十一日(月曜)
朝から体が苦しい。
むりをして、新築地の「ゴーリキイについて」の集りに出る。二時間ばかり話して、やっとかえったら、夜九時頃、苦しく、さむけの後、夜中四十度ばかり発熱す。
九月一日(火曜)
病気らしい目に久しぶりで会う。
食欲なし。八度何分ナリ
九月二日(水曜)
咲枝たち、安積からかえる。
太郎、おみやさんにならったのか、手をたたいてはペコリとお辞儀をすることをまねる。スエ子いやがる。
九月五日(土曜)
『文芸』の武郎の「或女」についての感想を栄さんに口述でとって貰う。やっと。床の上で。カンフルを注射しながら。