轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

わたしのしごと しょうこうのしごと

青帛の仙女

上村 松園

上村松園『青帛の仙女』。同一底本的分册已合并为一书。收入:私の仕事 松篁の仕事、わが母を語る、明治懐顧、昔尊く、古い記憶を辿って、芙蓉の花にも似た美しい楊貴妃を、冷かされた桃割娘、日本画と線、土田さんの芸術、栖鳳先生を憶う、随想、三味線の胴、今日になるまで、芸術三昧即信仰、砧、北穂天狗の思い出、寛政時代の娘納涼風俗、女の顔、想い出、帯の巾が広すぎる、大田垣蓮月尼のこと、絵筆に描き残す亡びゆく美しさ。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 28,693 字 · 68 页

青空文庫

その頃奈良に工藤精華という八十幾歳かのお爺さんで写真を写す一風変った人があって、まだ御維新で充分に整理のついていない社寺の仏像や絵巻などをうんと撮影していた。お婆さんと二人きりで粗末な家に棲んでいてお酒が好きでいつもお酒ばかり飲んでる様な人だったが、二階に上ると写真の種板を一杯もっていた。それが皆、それこそ後には国宝になったりした様な仏像や絵巻の写真だった。そこに土田さんは通って〈散華〉の材料を手に入れたという事だった。

土田さんは昔から写生を重んじていられた人だった。舞妓でも大原女でも充分に写生に写生を重ねられた。そして絵に仕上がったのを見ると写生の儘でなしに、皆土田さんらしいよさにされていた。そこに土田さんの芸術があるという気がする。

(昭和十一年)