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いぎょ
中谷宇吉郎集 第七巻
中谷 宇吉郎
線上閱讀中谷 宇吉郎《中谷宇吉郎集 第七巻(いぎょ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 54,841 字 · 111 頁
夏は朝五時半起床、六時点呼。全寮生が廊下に並んで舎監の点呼をうける。六時から七時まで、一時間自修。七時朝食。七時四十分出校ということになっていた。この自修時間というものが難物で、夜も夕食後二時間自修させられる。自修時間中はきちんと机に向かって勉強をする。話は一切してはならない。舎監の先生がときどき見廻りにきて窓越しにじろじろ見回って行く。スリッパの音が暗い廊下の遠くの方から、だんだん近づいてくるのが何だか鬼気が迫ってくる感じであった。
試験の時ならば格別、普段の日に、毎日毎日三時間ずつ自修をしろといわれても、教わることは中学の課程であるから、そんなに自修をする材料はない。そうかといって、自習時間中に小説や雑誌を読んだりしたら、それこそたいへんである。五年生の室長さんが目を光らせているので、とてもできない相談である。眠くはなるが、居ねむりも厳禁である。あの自習時間のつらさだけは、いまでもありありとおぼえている。
こういうふうに無理に勉強をさせられるので成績はだんだん良くならざるを得なかった。しかし同じクラスにMという男がいて、これが非常な秀才でこの男だけはどうしても抜けなかった。