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にほんイデオロギーろん

日本イデオロギー論

戸坂 潤

線上閱讀戸坂 潤《日本イデオロギー論(にほんイデオロギーろん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 263,376 字 · 511 頁

青空文庫

第一(前の方)、「テヒノロギーは、自然に対する人間の能動的な関係、云いかえればその生活の直接生産過程を、従って又その社会的生活諸関係と夫に基く精神的諸観念の形成過程を解明するものである」(『資本論』第一巻・エンゲルス民衆版三八九頁)。――第二(後の方)、「テヒノロギーの批判的歴史――社会人間の生産的諸器官の・夫々特殊な社会組織の物質的基礎の形成史」(訳文相川)。――レーニンは之を前面に押し出したというのである。

そこで相川氏は次のように結論する、「テヒノロギーの研究対象たる技術そのものとは、要するに、『夫々特殊な』、つまり一定の歴史的発展形態に一定の、『社会の物質的基礎』である、『生産諸器官』=生産諸手段、就中労働手段に外ならない。」そしてマルクスが他の個処で「一定の社会の技術的基礎」と云っているものと、この「社会的物質的基礎」とは同一内容を示すものだというのである。

だがすぐ判るように、この結論は、もし出て来るとすれば精々マルクスのこの第二のテーゼだけからしか出て来ないもので、第一のテーゼからは却ってこの結論と正反対な結論が出て来る筈だ。と云うのは、テヒノロギーは「自然に対する人間の能動的な関係」