輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

ぜにがたへいじとりものひかえ

銭形平次捕物控(十一)懐ろ鏡

野村 胡堂

線上閱讀野村 胡堂《銭形平次捕物控(十一)懐ろ鏡(ぜにがたへいじとりものひかえ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 141,130 字 · 288 頁

青空文庫

に匹敵する東西の二大探偵小説集というべきである。

岡本綺堂の「半七捕物帳」は、綺堂先生が風邪かなんかで臥っていた時、退屈のあまり、『江戸名所図会』を繙いていて、フトこれを舞台に、江戸末期の風物詩的な捕物を書いて見ようと思い付いたということである。「半七捕物帳」の出発が明らかになると、あの全篇に沁み出る、江戸情緒の面白さの由来も呑込めるような気がしてならない。

続いて佐々木味津三の「右門捕物帖」が現われたことは、大方も知られるところであろう。右門と半七は対照的な捕物帖の二つの型であるが、それに刺戟されて、大正の末期から昭和の初年にかけて、いろいろの捕物帖が、いろいろの人によって描き出された。松居松翁は仙台を舞台にして明治物の捕物を、牧逸馬の林不忘は釘抜藤吉を、続いて栗島狭衣、森暁紅と文壇的に老人達までが捕物帖を書き出したのは、まさに捕物帖流行前期の姿であったといってよい。白井喬二が捕物帖を書いたのは、それと前後し、あるいはそれよりやや早かったかも知れない。『桐十郎船思案』『怪建築十二段返し』など、私は今でも記憶している。筋立てが怪奇で、話術が特色的で、空想の飛躍の途方もなさは、これは人を驚かすに足るもので、私は白井喬二のこの頃の良さに敬服している。