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Japanische Klassiker mit Furigana

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まんようしゅうか

万葉秀歌

斎藤 茂吉

Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme

Aozora Bunko

今更に何をか念はむうち靡きこころは君に寄りにしものを 〔巻四・五〇五〕 安倍女郎

安倍女郎(伝不詳)の作った二首中の一つである。女性の声の直接伝わり来るような特色ある歌として選んだが、そうして見ると、素直でなかなか佳いところがある。前に既に「君に寄りななこちたかりとも」(巻二・一一四)の歌を引いたが、この歌はもっと分かり易くなって来て居る。

なお、この歌の次に「吾背子は物な念ほし事しあらば火にも水にも吾無けなくに」(巻四・五〇六)という歌があって、やはり同一作者だが、女性の情熱を云っている。併しこれも女性の語気として受取る方がよく、此時代になると、感情も一般化して分かりよくなっている。寧ろ、「事しあらば小泊瀬山の石城にも籠らば共にな思ひ吾が背」(巻十六・三八〇六)の方が、古い味いがあるように思える。巻十六の歌は後に選んで置いた。

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大原のこの市柴の何時しかと吾が念ふ妹に今夜逢へるかも 〔巻四・五一三〕 志貴皇子

志貴皇子の御歌で「市柴」は巻八(一六四三)に「この五柴に」とあるのと同じく、繁った柴のことだといわれている。「いつしかと」