Japanische Klassiker mit Furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme
巻第十一
(巻七・一二六三)などもそうだが、万葉のこういう歌でも実質的、具体的だからいいので、後世の「きぬぎぬのわかれ」的に抽象化してはおもしろくないのである。
巻第十一
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新室を踏み鎮む子し手玉鳴らすも玉の如照りたる君を内へと白せ 〔巻十一・二三五二〕 柿本人麿歌集
旋頭歌で、人麿歌集所出である。一首の意は、新しく家を造るために、その地堅め地鎮の祭を行うので、大勢の少女等が運動に連れて手飾の玉を鳴らして居るのが聞こえる。あの玉のように立派な男の方をば、この新しい家の中へおはいりになるように御案内申せ、というのである。この歌は大勢の若い女の心持が全体を領しているのであるが、そこに一人の美しい男を点出して、その男を中心として大勢の女の体も心も運動循環する趣である。一首の形式は、旋頭歌だから、「手玉鳴らすも」で休止となる。短歌なら第三句で序詞になるところであろうが、旋頭歌では第四句から新に起す特色がある。民謡風な労働につれてうたう労働歌というようなもので、重々しい調べのうちに甘い潤いもあり珍しいものだが、明かに人麿作と記されている歌に旋頭歌は一つもないのに、人麿歌集には纏まって旋頭歌が載って居り、相当におもしろいものばかりであるのを見れば、或は人麿自身が何かの機縁にこういう旋頭歌を作り試みたものであっ