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Japanische Klassiker mit Furigana

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まんようしゅうか

万葉秀歌

斎藤 茂吉

Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme

Aozora Bunko

等は多くは運動の語に続き、此処では「啼きわたり行く」という運動の語に続いている。この語なども古調の妙味実に云うべからざるものがある。既に年老いた額田王は、この御歌を読んで深い感慨にふけったことは既に言うことを須いない。この歌は人麿と同時代であろうが、人麿に無い簡勁にして静和な響をたたえている。

額田王は右の御歌に「古に恋ふらむ鳥は霍公鳥けだしや啼きしわが恋ふるごと」(同・一一二)という歌を以て和えている。皇子の御歌には杜鵑のことははっきり云ってないので、この歌で、杜鵑を明かに云っている。そして、額田王も亦古を追慕すること痛切であるが、そのように杜鵑が啼いたのであろうという意である。この歌は皇子の歌よりも遜色があるので取立てて選抜しなかった。併し既に老境に入った額田王の歌として注意すべきものである。なぜ皇子の歌に比して遜色があるかというに、和え歌は受身の位置になり、相撲ならば、受けて立つということになるからであろう。贈り歌の方は第一次の感激であり、和え歌の方はどうしても間接になりがちだからであろう。

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人言をしげみ言痛みおのが世にいまだ渡らぬ朝川わたる 〔巻二・一一六〕 但馬皇女