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Japanische Klassiker mit Furigana

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ぶっきょうじんせいとくほん

仏教人生読本

岡本 かの子

Lesen Sie 仏教人生読本 (ぶっきょうじんせいとくほん) von 岡本 かの子 (おかもとかのこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 124.886 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

第三六課 ハムレット

を持っている。

家庭は休息場です。静かでありたい。浄らかなところは、永遠に人を飽かさない。といって淋しくてはいけない、静かで、浄らかで、あでに可憐な紅山茶花!

そして水晶の二寸形の観音様をどこかの棚に置かれたい。嬉しい時、悲しい時、いつも掌を合せる。観音は私達の生活の護りの母です。

観音のスマートで清麗な容姿を私達の生活に加えるだけでも、どれほど美感に恵まれた家庭生活となるか知れません。

第三六課 ハムレット

ハムレットは、叔父に父を殺され、殺した叔父に母は嫁ぐ。自分はその叔父すなわち彼の恋人の父を殺さねばならない。しかも恋人はそのために狂死する。およそ世界の悲劇を一人で背負ったような青年です。それから彼はいちいち几帳面に仇敵に、それ相応の復讐を遂げ、自分はわざと恋人の兄の刃にかかって死にます。因果応報の道具にだけこの世に生れて来たような青年です。彼が台詞の言葉で言うように、これだけでは彼にとっては全くこの世の中は懐疑です。何もかも因果応報ずくめのこの芝居の中で、ハムレットだけには、骨折りばかりあって褒美の方が足りないようです。しかし、さすがは作者の沙翁、実は褒美は幕の外からハムレットに与えるようになっています。