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Japanische Klassiker mit Furigana

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ぶっきょうじんせいとくほん

仏教人生読本

岡本 かの子

Lesen Sie 仏教人生読本 (ぶっきょうじんせいとくほん) von 岡本 かの子 (おかもとかのこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 124.886 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

第四二課 虚栄

第四三課 時計と椅子と袴

すなわち理想的なものと、理想的でないものとがありますから、その理想を採り上げ、非理想を捨てるということが仏教精神であることの実例としてあげました。かように理想を採り上げることは、体育においてもいろいろの方法手段がありますから、私たちの日常多忙の生活上にも自由にその適当なものを見付けて、健康になられることを祈ります。

第四二課 虚栄

虚栄はその字の示すとおり、むなしい栄えをのぞむことです。

もとより虚しいことです、ほんとうに手にも取り得ず、わが身を徒らに吹き過ぎる風のようなものです。これを捉えようとするものは労れるだけです。

労れはやがて生命をほろぼすものです。しかも虚栄の姿は、もっとも甘やかに華やかに人々を誘惑の手で手招くのです。

ほんとうの栄えは仏神を念じて、生命の底から湧き上る力を得てのちに得られるものだと信じます。

第四三課 時計と椅子と袴

ここにちょっとした面白い話があります。一人の青年がありました。ある紳士の邸宅の応接間に、面会時間と定まっている午前中に、着物を着て、袴をはいて、椅子に腰掛けております。するとこの青年はどう見ても面会人のお客さんです。