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Japanische Klassiker mit Furigana

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ぶっきょうじんせいとくほん

仏教人生読本

岡本 かの子

Lesen Sie 仏教人生読本 (ぶっきょうじんせいとくほん) von 岡本 かの子 (おかもとかのこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 124.886 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

第一二課 衣食住

第一二課 衣食住

仏教を非常に消極的なものに考えて衣、食、住のごときも貧弱一方にするのが功徳のように思っている人があります。これは誤っています。むろん奢り贅沢はいけませんが、身分不相応な切り縮め方をして、子供や使っている人を、営養不良色にして得意になっているのは、これまた贅沢の一つです。吝嗇贅沢といいます。

一口にいえば、適時、適処、適事情の三つの条件に当てはまるのがよろしいのです。

専門家の僧は、人から寄附を受けて生命を支え、専ら修業に努力するのが生活の建前ですから、なるたけ寄附する人の負担を軽くするため、また、修業を妨げぬため、極力生活を切り詰めました。釈尊時代は着物なども、死人の着たものなどを貰って来て、それも下着に、上衣に、式着の三枚しか持たないのが僧団の規則だったようです。

しかし、それさえ像法時代といって、人々を眼で見ることから、崇高な感じを起させ、道に入れなければならない時代になって来ると立派な寺院を造り、立派な仏具を用いて説法の助けにしました。弘法大師なぞは工芸美術の学校を建てて大いに芸術を利用しようとしました。

今日は末法時代といって仏教の弘通にまたひと工夫要る時代となっております。