Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かめんのきょうふおう

仮面の恐怖王/電人M

江戸川 乱歩

Lesen Sie 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 153.590 Zeichen · 308 Bildschirme

Aozora Bunko

小林君は四時にMビルの屋上へいくことを約束して、電話を切りました。

それから、明智先生と相談して、ともかくMビルへ行ってみることにしました。いつもなら電車に乗るのですが、きょうは自家用車を、自分で運転していくのです。

「仮面の恐怖王」の事件で、小林君とポケット小僧は、山の中にうずまっていた、ばくだいな小判を発見して、そのお礼として、少年探偵団へ五百万円の寄付がありましたので、そのお金で、探偵事務所に無電の設備をして、十個の携帯無線電話をそなえつけました。その小さな箱を持っていれば、どこからでも、探偵事務所と話ができるのです。

それから、一台の自動車を買い入れました。「アケチ一号」という名前です。それは探偵用の自動車で、腰掛けの下に人間がかくれることもできますし、また、そこには、いろいろな変装の道具もいれてあるのです。携帯無線電話の箱も、おいてあります。自動車にとりつけないで、いつでも持ちだせるようになっているのです。

小林君は、まえから自動車の運転ができたのですが、このアケチ一号を買ってから、その車でじゅうぶん、練習しましたから、すこしもあぶなげがありません。