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Japanische Klassiker mit Furigana

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めいきょくけっていばん

名曲決定盤

野村 あらえびす

Lesen Sie 名曲決定盤 (めいきょくけっていばん) von 野村 あらえびす (のむらあらえびす) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 344.837 Zeichen · 680 Bildschirme

Aozora Bunko

『ピアノ協奏曲』は、英国吹込みというハンディキャップを持っているにかかわらず、壮麗極まる演奏である。この曲の演奏におけるコルトーの頭のよさは、管弦楽との関係において、随所に指摘されるだろう。

『幼き日の思い出』はシューマンの全作品中でも愛すべきものである。この簡素な技巧と邪念のない趣味は、シューマンを憎む人でもほほえまずにはいられないだろう。レコードにはいろいろの人が入っているが、誰でも弾けるくせに、コルトーのを聴くと、ほかにうまいものは一つもないような気がしてしようがない。驚くべき童心の詩である。大人が子役の声色を使うような、畸形的な作品は一つもない。清透明朗な、そのくせ含蓄の深い、物悲しいほどの美しさである。

『クライスレリアーナ』は『幼き日の思い出』に対照すれば、まさに大人の劇詩とも言うべき曲だろう。原曲は幾分皮肉で晦渋ではあるが、コルトーの演奏は、征服的で世にも美しい。『胡蝶の舞』はシューマンの初期の作品で、面白いものではあるが、さして重要なレコードでない。

右のうち、私は『謝肉祭』と『幼き日の思い出』を一般の人にすすめよう。『ピアノ協奏曲』