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Japanische Klassiker mit Furigana

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めいきょくけっていばん

名曲決定盤

野村 あらえびす

Lesen Sie 名曲決定盤 (めいきょくけっていばん) von 野村 あらえびす (のむらあらえびす) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 344.837 Zeichen · 680 Bildschirme

Aozora Bunko

コッポラ Piero Coppola

と訊ねると、彼は「じゃ、フォルテシモをどうして出すか」と言ったということだ。これは面白い話だが、それほど彼の指揮は粋なものであったそうである。レコードには電気以前のHMVに『交響幻想曲』があった。これはいとも良きものであったが、もはや昔語りとなってしまった。彼は今では隠居している。

コッポラ Piero Coppola

ピエロ・コッポラは実に融通の利いた指揮者で、フランスの現代指揮者としては最もレコード上に華やかな活動を続けている人である。生れはイタリーだというが、この人の指揮には確かにイタリー人らしい明るさがあった。だからドイツ臭い深刻なものは面白くなかった。それからあまり融通が利き過ぎて、イージーになる嫌いがあった。しかし何をやらしてもこなして行く腕前は驚くべきで、電気以前の『ペレアスとメリサンド』より最近のものに到るまで、非常に傑出したものもない代りに、屑らしいものもないといった人だ。

今も述べた通り、この人のドイツ物は全然興味の持てないもので、ワーグナーの『パルジファル』やシューマンの『交響曲=第三番』なども入れているが、それは形だけのもので、やはりフランスの近代楽にこの人の良さは窺われるのである。