Japanische Klassiker mit Furigana
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めいきょくけっていばん
名曲決定盤
野村 あらえびす
Lesen Sie 名曲決定盤 (めいきょくけっていばん) von 野村 あらえびす (のむらあらえびす) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 344.837 Zeichen · 680 Bildschirme
録音の良いのは、勿論新しい吹込みの方である。が、どういうものか、これは少し気が抜けているような気がしてならない。(古い方のHMV番号はDB一〇六九―七〇)
『前奏曲―コラール―フーガ』と『前奏曲―詠唱曲―終曲』の二曲は、神品と言っていい。私はこのレコードの前に甘んじて帽子を脱ぐ。しかしフランクの幽玄なむずかしさが、一般に訴えるかどうかは解らない。通俗さや妥協的な美しさは一つもないことを覚悟して聴くべきだ。演奏はやや古いが、前者の『前奏曲―コラール―フーガ』が完璧的だ。こんな内容的な美しさの滲み出る平明な技巧がすばらしい。
『ヴァイオリン・ソナタ』は電気の初期の方に近い吹込みだが、曲目演奏共に、コルトー・ティボーの組合せの第一位に置かるべき名品だ。このレコードについてはティボーの項に詳しく書いたが、私はヴァイオリン・ピアノ・ソナタで、これほど美しく神々しい曲を幾つも知らないばかりでなく、これほど見事な演奏も、五つとは数えることが出来ないと思う。録音の古さなどを度外して、誰のコレクションにも備えなければならぬものである。
ドビュッシーはコルトーの独擅場と言ってもいい。