Japanische Klassiker mit Furigana
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めいきょくけっていばん
名曲決定盤
野村 あらえびす
Lesen Sie 名曲決定盤 (めいきょくけっていばん) von 野村 あらえびす (のむらあらえびす) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 344.837 Zeichen · 680 Bildschirme
まことに惜しいことである。
私の知ってる範囲において、シュワルツのレコードの最も美しいものは、ヘンデルの“Cantata con stromenti”(Arioso-Dank sei Dir, Herr)であろうと思う。シュワルツの声質と発声法は、シュルスヌスによく似たものであるが、更に幽玄で余韻の深いものがあり、このカンタータに示した敬虔な情緒は比類もないものであった。それに、ピアノ伴奏は、第九シンフォニーの最初のレコードの指揮者であったウィンクラーで、グリュンフェルトがチェロの助奏をしている。
それに続いて、私は『タンホイザー』の「夕星の歌」と「眺め渡せば」を挙げたい。シュワルツの発声法は、ベルカント風にドイツ風を加味したもので、イタリー、フランスのオペラにもよかったが、ワーグナーにもまた我らが想像し得る最高の美しい表現を与えた。この『タンホイザー』のよさは、ゲルハルト・ヒュッシュといえども及ばないものがあるだろう。『コール・ニドライ』や『カロ・ミオ・ベン』もシュワルツの独擅場であったが、それよりも私はベートーヴェンの『自然の上に神の稜威』を採りたい。