Japanische Klassiker mit Furigana
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めいきょくけっていばん
名曲決定盤
野村 あらえびす
Lesen Sie 名曲決定盤 (めいきょくけっていばん) von 野村 あらえびす (のむらあらえびす) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 344.837 Zeichen · 680 Bildschirme
を歌ったものだ。シューマンハインクの電気前のレコードに似た、――ともかく、ああいった気持の歌い方をする人だ。父、子、悪魔の三人の歌いわけが実にうまく、父親が子をなだめるあたりに少しの無理があるようだが、他の人がややもすると、魔王を威嚇的に声を大きくして表現するに引きかえて、この人は声をおとして、子供にささやきかける調子で歌って効果をあげている。もっともリードとしては最上の出来でないが、歌い手としての用意が実によく、最後の短いレシタティーヴなど、これはガドスキー独特のうたい方だ。
古い時代、ロバート・フランツの歌曲がたった一曲レコードされていた。この人の Im Herbst(秋に)がそれだ。この歌は、失恋した青年が、春歩いて楽しかった野辺を、秋になって春とは全く違った悲観的な気持になって歩く、というひどく暗い気持の歌だが、ガドスキーの出来は、少し歌い過ぎた憾みはあるにしてもなかなか立派なもので、少しもうたいまくったというような嫌な感をあたえない。もっとも高い部分を歌う時は少し苦しそうだが、――一体にこの曲は広い音域を使って書かれており、普通の人にはなかなか歌いこなせない。