Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
しおばらたすけいちだいき
塩原多助一代記
三遊亭 円朝
Lesen Sie 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 138.733 Zeichen · 274 Bildschirme
小「いんや帰らねえッたら帰られねえや、どうせ細った素首だから三尺高い処へ板付になって、小塚原か鈴ヶ森へ曝された時に、あゝ好い気味だと云って笑って下せえ、其の代りに多助を抱いて往かなくっちゃア腹が癒えねえのだ」
多「これ小平、それじゃア是ほど旦那様が事を分けて云っても手前は肯かねえのか」
小「糞でも喰え」
多「旦那様、誠に相済みません、貴方に迷惑を掛けますめえと思ってるに、どう云っても聞かねえ、おい小平、旦那がお慈悲で二十両と云う金を呉れべいというに、それえ聞かねえと云わば仕様がねえが、これ小平、汝は情ねい人だなア、私から事を起して旦那様に御迷惑をかけては済まねえし、汝を突出して此の家に難儀の掛るのを見ては居られねえから、己は悪い事をした覚えはねえが、連れて往くなら勝手にしろ、汝の先へ立って縄にかゝるべえ、殺すなら殺せだが、汝幾ら気を揉んで己を殺すべえとしても、人間と云うものは命の尽きねえ中は死ぬ気遣いのねえものだ、寿命が尽きたら幾ら助かりてえと思ってもだめだ、ハアどんな火の中水の中でも定命の有るうちは死なねえもんだから、殺すなら殺すともどうとも勝手にしたがいゝ、だがマアよく考えて見ろ、実に悪党と云う