Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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せいだんつきのかがみ

政談月の鏡

三遊亭 円朝

Lesen Sie 政談月の鏡 (せいだんつきのかがみ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 54.603 Zeichen · 108 Bildschirme

Aozora Bunko

鐵之丞を家督に直さんが為に、本腹の金之丞へ毒薬を授け金之丞を毒殺致して妾の腹に出来たる鐵之丞を家督に直さんという企を致した事は上に於て篤と調べが届いて居るぞ」

園「是は何うも思い掛けないお尋ねを蒙りますもので何故に左様な事を」

甲「黙れ、其の方如何様に陳じてももう遁れる道はないわ、辨天屋祐三郎抱え紅梅を呼出せ」

是から紅梅が出て来ましたが娼妓などは立派に着飾って出るもので、お白洲に出るような姿ではない。前申し上げます通り阿古屋の琴責の様な姿で簪を後光の様に差かざして居るから年を取って居ても若く見えます。ずいと出まして、御奉行の方を斜に向いて坐って居ります。

甲「辨天屋祐三郎抱え紅梅、勇之助代かや、差添うたか」

かや「差添いましてございます」

甲「其の方亭主喜助に毒酒を置いて参った侍は是なる侍で有ろう、篤と面体を見い。近う寄って面体を見い」

ずいと来て、

紅「あらまア何うもまア図々しいじゃア有りまへんか、あんな高い処に昇って真面目な顔をしてえて上下を着てえてさ、何だッて此んな悪党に上下なんぞを着せて置くんですよ、牢の中へ入れた