Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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せいだんつきのかがみ

政談月の鏡

三遊亭 円朝

Lesen Sie 政談月の鏡 (せいだんつきのかがみ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 54.603 Zeichen · 108 Bildschirme

Aozora Bunko

最早遁れる道はない、毒薬を盛ったに相違ないと云う事が速かに分りましたから、此の者は主殺しに当りますから、磔刑になるべき処を、吉田監物の家が断絶になるから家事不取締りで、此の園八郎も妾のお村も斬罪に処せられ、吉田監物は半地に残したはお上の慈悲でございます。又下河原清左衞門が助かると云うのは、全くお筆が孝行の然らしむる処で、親子諸共に罪を免されて出る。彼の月岡幸十郎は訴え出まして、残らず事柄が分りますと云うのは、彼の伊勢銀に這入りまして家尻を切って二百両の金子を取ったのも此の者で、幸十郎は後に相当のお仕置に相成りました。下河原清左衞門親子は立帰り、主家は半地にお取立てに成りましたが、奥方の耳へも此の事が這入りまして、清左衞門親子はお召返しに相成りましたから、大恩が有るというので、かの腰の抜けた孫右衞門をも屋敷へ引取り、十分介抱して之を見送り、後孫右衞門は死去りましたが、下河原の家はお筆が養子を取って家督を致しまするというお芽出度いお話でございます。

(拠酒井昇造速記)