Japanische Klassiker mit Furigana
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せいだんつきのかがみ
政談月の鏡
三遊亭 円朝
Lesen Sie 政談月の鏡 (せいだんつきのかがみ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 54.603 Zeichen · 108 Bildschirme
気を利かしてお外しなさいよ、私はお参りに行くよ、二人置いて行けば、冬なら炬燵が有るから当人同志で旨く成って仕舞い、当人が来たいと云えば宜いじゃアないか」
金「夫じゃア無理無体にか、併しあの浪人は堅いから寄越すか知らん、おゝ噂をすれば影だ、ピー/\風でさむさ橋に出て居ても、見て貰い人もないかしてもう帰って来た、帰り際に早いから屹度寄るぜ」
浪「えゝ御免を」
金「はい」
浪「留守中誠に有難う存じました、えゝ只今帰りました、清左衞門で」
金「まア一寸お上んなさいよ」
蓮「ちょいとお這入んなさい」
浪「はい御免を、誠に何うも両三日は引続いてお寒い事で、併しながら何日も御壮健な事で」
金「其んな堅い事を云わないでも宜しい、お茶を煎れて羊羹でも切んなさい、なに無く成ったえ、何か切んなよ」
蓮「切んなって切るものは無いよ」
金「じゃア最中でも出しなよ」
浪「えゝ御内室様私が出ますると娘一人を残しまして一日留守に致し何かと御厄介勝で、夫にお隣の麹屋のお内儀さんが誠に御真実になすって一通りならんお目をお懸け下され誠に有難い事でございます、お礼にも都度/\上り度う存じますが何分貧乏暇なしで遂々御無沙汰勝に相成って済みません」