Japanische Klassiker mit Furigana
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せいだんつきのかがみ
政談月の鏡
三遊亭 円朝
Lesen Sie 政談月の鏡 (せいだんつきのかがみ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 54.603 Zeichen · 108 Bildschirme
積りで、親の承知の無い者をお貰い申すと云う訳ではないが、貴方から下さる様に茲は貴方が親御に成って下されば宜いが、手前此の娘子に決して不自由はさせません積りで、へい奉公人も大勢使って居りますが其の中に好い心掛の者がありますから是を養子に貰おうと存じて居りました処、一人の娘が彼アいう事に成りましたので此の娘を助けて連れて帰りましたが、僅内に居ります間も誠に親切にして真の親子の様にして呉れまして、何だか可愛てなりませんで、是も何ぞの縁でございましょうから、どうか貴方が親御に成って此の娘を下さる様な訳には行きませんか」
家「成程至極御尤の儀ではございますが、別段私が其の親から頼みを受けたということもなし、世帯道具を残らず置いて娘の行方を尋ねに参った事で又帰る様な事に成りましょうから、何うも私が得心の上で差上げる訳にも成りません、手前の方でも又少し夫はねえ、もしお筆さん、夫もあるものだから直に此方の娘と云う訳にも行きますまいと存じます、是はどうも然う参りませんなア」
孫「左様ではござりましょうが、ねえお筆さん私が折入ってお願だがどうかね、是も何かの約束と思ってまア、私の娘に成って下さいなね、夫婦とも子のない