Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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せいだんつきのかがみ

政談月の鏡

三遊亭 円朝

Lesen Sie 政談月の鏡 (せいだんつきのかがみ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 54.603 Zeichen · 108 Bildschirme

Aozora Bunko

者があると死んだ親父に済まないから旦那なんぞを取るのは厭だと云うねえ、それを強て勧めるから旦那を取るけれども若い好い男は取らないねえ、何でも六十三四位の金のある奴を勧めると屹度旦那に取りますぜ」

女「どうだか知れやアしない」

勘「なアに取りますよ、取るけれども彼ア云う気性だから旦那に金を遣わせないね、大きな家へも這入らない、新道で一寸八畳に六畳位の小さな土蔵でもある位な家を借りて居るね、下女は成丈け遣わない、自分でお飯を焚いたり何か為ますそれで綺麗好だから毎朝表の格子を拭きますよ、其の時其の前を私が通り掛ったら、何うだろう」

女「誰れが」

勘「私さ、扮装を拵えるね此様な扮装じゃアいけないが結城紬の茶の万筋の着物に上へ唐桟の縞の通し襟の半※を引掛けて白木の三尺でもない、それより彼の子は温和い方が好きですかねえ、草履より駒下駄を履いて前を通りましょうお筆さんが見ると屹度声をかけますよ、おや勘次さん、おや姉さんお宅は此処ですかえ、はア斯んな処へ来ました、まアおよんなさいよお茶を飲って行ってお呉んなさいよと先方で云うに違いない、義理堅い