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Japanische Klassiker mit Furigana

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しん・すいこでん

新・水滸伝

吉川 英治

Lesen Sie 新・水滸伝 (しん・すいこでん) von 吉川 英治 (よしかわえいじ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 684.899 Zeichen · 1374 Bildschirme

Aozora Bunko

「なに※(「軍+おおざと」、第4水準2-90-23)州の雷横さんだと。それはわしたちの恩人だ。すぐていねいにお迎えして来い」

晁蓋も宋江もまた呉用も聞いて、大いによろこんだ。――きっと彼の人もまた、官途の腐敗にいびり出され、ついに梁山泊入りを決意して来たものに違いあるまいと。

だがこれは糠よろこびに過ぎなかった。会ってみると、少々、はなしの勝手は違っている。

「じつは県知事の命令で、東昌府へ出張しての帰り途だが、ここへ寄る気もなく、朱貴の茶店で一杯飲ってると、こいつ臭いと思ったか、いきなり子分どもをケシかけて俺を撲りにかかったので、ぜひなく名のッたついでに、各※(二の字点、1-2-22)の消息をちょっと聞いてみたまでのことなのさ」

「それはどうもはや……。あれいらいはお目にもかかれず、常々、お噂もしては、おなつかしく存じておりました。朱貴の無礼が、かえって倖せ。思わぬ日に、ご壮健を拝し、こんなうれしいことはない」

宋江がいえば、呉用、晁蓋も共々に、

「どうぞ、ごゆるりなすってください。こんな時でもなければ、お心のあらわしようもない」

「ありがたいが、何しろ急ぐ公用なのでな」