Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 35.462 Zeichen · 72 Bildschirme
四月四日
四月五日
四月六日
相鴨を御馳走する。皆満足、Y、まで愉快に仲間に入り、なわとびや円い輪を描いて一人ずつつかまえてゆく鬼ごっこやをする。
夜、三宅さんに上る原稿別な小品を思いつけ、書き始む。三時過まで。
四月四日(土曜)
昨夜のつづき終って送る。十枚
四月五日(日曜)
おそく起床。Y風呂。そろそろ仕度をして外出。京橋南紺屋町にY用事があるから。
大根河岸の方から京橋に出二人で歩いて居ると四辻のところを丹野さん、網野さん歩いてゆくのに会う。すぐ四人でつれ立ちこれからどうしようということになり、築地小劇場にゆく。二度目なり。ゴーゴリの「検察官」をやって居る。古い時代の作らしく五場あるが、もっと短くもなる。それは原作についてだが、演出上から云うと、市長、並夫人ひどく下手。汐見、臆病なのらくら息子から急に上手に検察官を気どるところ、もう少し心的なモティブをどこかで示すとなおよかったろう。大体ここでも、喜劇という既定概念にとらわれて皆が誇張してやって居るのがいやであった。正劇としてやって居る間にしみ出る皮肉滑稽こそ面白いのに。小山内氏でもこの位の監督ブリなのかな。
四月六日(月曜)