Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 35.462 Zeichen · 72 Bildschirme
十一月二十五日
十一月二十六日
十一月二十七日
〔欄外に〕
仕事八枚
この二三日ですっかり秋色酣になった。
Y、勉強から降りて来、髪の毛がどういう工合にか額のところにかかって居、集注ののこった顔のとき、美し。ユニークに見える。輝きがあって
十一月二十五日(水曜)
夜三沢さん来、仏教の話をする。
華厳経のこと、大乗、小乗、寿量経、ボサツのこと。在家の居士。
ボサツ、生活形式は何をしてもよし、心さえボサツならばと。
おそくまで話す。
十一月二十六日(木曜)
ドラマリーグにてレヴィツキーのピアノリサイタルをきく。よし、よし、大いにYも自分も亢奮した。かえりにアミノさんと三人銀座をずっと歩く。Y、小鳥料理を欲しがりどこもないので松月により小鴨の料理をたべる。
Y、今日半谷の父君のたのみにてウラジオから何ヴェルスト〔露里〕かあるところのキラーの山の事情について来るロシア人の通訳みたいなことの相談のために、樋口という人のところにゆく。体が平常でないのでさぞ疲れたろう。
〔欄外に〕
Y、キゲンよくなり、自分も楽しくよく仕事が出来るようになった。
この間三四日いやな日、いやな日
十一月二十七日(金曜)
仕事七十三枚、但、中枢になるところ大いになおす必要あり。