Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 35.462 Zeichen · 72 Bildschirme

Aozora Bunko

十二月六日

十二月七日

十二月八日

十二月六日(日曜)

仕事すっかり仕舞う。但あと一つのまとまりになるところまでは書き切れず二月号に同じ題で出すことになる。

林町三時から祖母上の一年祭、かえりに皆偕楽園で食事。

林町へとまる。

国男、S、Hとのことを話す。

思って居たよりその苦痛をまともに受けて居る。

笹川春雄氏のひどい卑陋な態度の話。

十二月七日(月曜)

Yの誕生日。よい天気の日で結構なり。林町から俥をかりて、あっちこっち歩き廻り、やっとおくりものをととのえて三時頃かえる。それから花を飾ったりなどしてY、五時すぎにかえる。大よろこび。

おくりもの、クッション、インクスタンド、バラの花。

秀雄来、賑やかに食事す。

十二月八日(火曜)

安成二郎、『子を打つ』の会へゆく。

いろいろなことを感ず。本当のよい芸術より野心、有名にあこがれること。

かえりに本郷通りを歩いて青木堂により、チーズ、ビスケット等買う。

郁文堂に新しいものなし。Y、自分の売ったチェホフがあるのを見つけ、一冊ふえて居るね、とふざけた。可笑し。

星さき氏来。

きたかえる。

〔欄外に〕

二日、普通でない食事がつづいたので胃工合わるく、朝いたんでひどい目に会った。