Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 35.462 Zeichen · 72 Bildschirme
二月二十七日
二月二十八日
夕飯まで間の時間。老松館に居るという三津木貞氏を呼ぶ。一緒にウナギを食べ乍ら、話す。思って居たより詰らず少し張合抜けがした。何もよんでも居ない。生活力も欠しく知識も乏しいと云う、貧弱な感がした。九時頃かえられる。あと、いよいよ仕事にかかる。
〔欄外に〕
仕事案外よく進み、三枚半。
二月二十七日(金曜)
仕事少々(二枚)難産でうまくゆかず。困って居たところへ、新潮の『婦人の国』の記者来。永く喋って四時頃かえる。おなかがペコペコ。下で、御飯を一膳貰いたべようとして居るところへY、来。中野や彼方此方に家を見つけて来たと、ヘトヘトにつかれて居た。夕飯まで話し、食後、Yかえりがけに雪の降り出した中を一緒に、大学分院のそばに家を見にゆく。だめ、かえりかけにフト電柱に貸家とはりがみのしてあるのを見つけ、ブラックマア・ホームの横を入ったところできく。外見はよろし。明日来ると云ってかえる。よさそうなので二人とも亢奮してしまった。夜、下で見合いの下見分のようなことあり、老松館の娘がゆく先の知人が来たのだ。自分仕事について考える。
二月二十八日(土曜)晴
朝早くからYが私を起こす。