Japanische Klassiker mit Furigana
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はんにゃしんぎょうこうぎ
般若心経講義
高神 覚昇
Lesen Sie 般若心経講義 (はんにゃしんぎょうこうぎ) von 高神 覚昇 (たかがみかくしょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 106.121 Zeichen · 213 Bildschirme
大悲の疾い
と詠んでいられますが、「あのくたらさんみゃくさんぼだいの仏たち」というのは、ただ今申し上げましたように、無上正等覚を得たまえる仏たちよ、すなわち、ほんとうの悟りを得たまえるみ仏たちよ、という意味です。
いつか、ある所へ講演に参りました時、私はある人から、
「いったい、仏さまには、楽しみばかりで、苦しみは少しもないものでしょうか」
と問われたことがあります。その時、私はこう答えました。
「仏さまだとて、苦しみもあり、また楽しみもありましょう」
といったところ、その人はいかにもけげんな顔をして、
「いったん仏様となれば、楽しみばかりで、苦しみはないと思っていましたが」
といわれたのです。そこで私は次のように答えました。
大悲の疾い あの名高い『維摩経』というお経には、「衆生の疾いは煩悩より発り、菩薩の疾いは大悲より発る」という言葉がありますが、いったい私ども人間には身体の疾いもあれば、こころの疾いもあります。身病と心病です。ところで、身体の病に、外科と内科があるように、心の病にもまた外科もあり、内科もありましょう。
身から出た錆で衣が赤くなり
というのは外科的な病気です。