Japanische Klassiker mit Furigana
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てっとうのかいじん
鉄塔の怪人/海底の魔術師
江戸川 乱歩
Lesen Sie 鉄塔の怪人/海底の魔術師 (てっとうのかいじん) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 160.770 Zeichen · 322 Bildschirme
のぞきじいさん
きみがあの有名な小林君だったのか。まあ、部屋にはいってやすみなさい。そして、電話で警察にれんらくするがいい。」
年とった会社員は、そういって、小林君の手をとると、じぶんの会社の応接室へ、あんないするのでした。
のぞきじいさん
怪物団の、ぶきみないたずらは、これだけではすみませんでした。そのおなじ日の夕方、高橋賢二少年のおうちには、もっとおそろしいことが、おこるのです。一週間まえ、小林少年に助けられた賢二少年の上に、またしても、あやしい魔の手が、おそいかかってくるのです。
その日のおひるすぎ、賢二君が、にいさんの壮一君にまもられて、ちょっと、おうちの外へ出ますと、その町かどに異様な箱車をひいた、白ひげのじいさんが、待ちかまえていました。
それは、このお話のさいしょに出た、あのきみょうな白ひげのじいさんで、引いていたのはあのときののぞきカラクリの車でした。これが、その日の、おそろしいできごとのまえぶれだったのです。
白ひげをはやし、はでなしまの洋服をきたじいさんは、ふたりの少年が出てきたのを見ると、ニコニコしながら、手まねきしました。
「さあ、きみたち、ここへおいで。