Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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てっとうのかいじん

鉄塔の怪人/海底の魔術師

江戸川 乱歩

Lesen Sie 鉄塔の怪人/海底の魔術師 (てっとうのかいじん) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 160.770 Zeichen · 322 Bildschirme

Aozora Bunko

またあいつらは、賢二を、いったいどうしてつれだしたか、それが、まったくわかりません。それについて、あなたがたのお考えがききたいのです。」

と、ふたりの顔を見くらべました。すると中村警部が、首をかしげながら、いうのです。

「わたしも、電話のことは、ふしぎでしかたがありません。もしや、捜査課に犯人のなかまがまぎれこんでいて、わたしの声をまねたのではないかと、よくしらべてみましたが、交換手は、だれも高橋さんから、わたしへの電話をとりついだおぼえがないというのです。つまり、あなたは警視庁のダイヤルをまわされたが、出たあいては、警視庁ではなかったわけですね。」

「しかし、もし、電話線が、まちがったところへ、つながったのなら、警視庁ですとこたえるはずがないじゃありませんか。中村君の口まねをしたやつは、悪人にきまっているが、わたしのまわしたダイヤルで、悪人の電話に、うまくつながるなんて、そんなことはできないことですよ。」

「それは、そうですね。じつにふしぎだ。」

警部も腕をくんで、考えこんでしまいました。

ふたりの話をだまって聞いていた明智探偵は、そのとき、「ちょっと、しつれい。