Japanische Klassiker mit Furigana
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まほうにんぎょう
魔法人形/サーカスの怪人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 148.224 Zeichen · 297 Bildschirme
ふしぎなじゅうたん
そのバスには、ゾウ使いの吉村という男が番をしているのです。どうしてゾウを盗みだされたか、わけがわかりません。」
それから笠原さんは、警官や少年たちといっしょに、ゾウのおりになっている大型バスへかけつけましたが、番人の吉村というゾウ使いは、さるぐつわをはめられ手足をしばられて、遠いところにころがされていました。そして、ゾウは、いつのまにか、もとのバスにもどっていました。骸骨男は、ゾウをもどしておいて、はやくもどこかへ逃げさったのです。なんというすばしっこい怪物でしょう。
それにしても、骸骨が残していった手紙は、いったい、どういういみなのでしょうか。
小林少年は、そんなばかなことが起こるはずがないと思いました。しかしそう思う下から、なんともいえないぶきみな考えが、むらむらとわきあがってくるのを、どうすることもできないのでした。
ふしぎなじゅうたん
笠原さんは、骸骨男の手紙を読んでから、すっかりおびえてしまって、バスの中などでくらさないで、もっと、厳重な家に住むことにしました。
さいわい、おなじ世田谷にアメリカ人の住んでいた西洋館があいていましたので、すぐに、そこを借りることにして、ふたりの子どもといっしょに、その西洋館にひっこしをしました。