Japanische Klassiker mit Furigana
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おうごんひょう
黄金豹/妖人ゴング
江戸川 乱歩
Lesen Sie 黄金豹/妖人ゴング (おうごんひょう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 153.404 Zeichen · 307 Bildschirme
そして消えてしまったが、その西洋館には、白ひげのネコじいさんが、すんでいた。きのうの銀行の事件だって、そうだよ。やっぱり白ひげのじいさんが、支配人をたずねてきて、応接室に待っているあいだに、金色の豹にかわってしまった。ね、そうだろう。だから、ぼくは、あの築地のネコじいさんのところへ、なにかに変装して、しのびこんでやろうかと思っているんだよ。」
小林団長がいいますと、園田少年もうなずいて、
「うん、ぼくも、ネコじいさんがあやしいと思う。しかし、あのじいさんと、金色の豹とどういう関係があるんだろう。まさか、あのじいさんが、金色の毛がわをかぶって、豹に化けるんじゃあるまいね。」
「ぼくも、それを考えてみた。しかし、そんなことはできっこないよ。人間の足は、豹の足よりも長いし、それに、まがりかたがちがっているからね。人間が四つんばいになると、ひざで歩くだろう。そうすると、ひざから足のさきまでが、余分になって、うしろへひきずるわけだね。だから、とてもごまかせるもんじゃない。まっ暗な夜なら、どうかわからないが、美術商のときも、銀行のときも、まだ明るい夕がただったからね。