Japanische Klassiker mit Furigana
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おうごんひょう
黄金豹/妖人ゴング
江戸川 乱歩
Lesen Sie 黄金豹/妖人ゴング (おうごんひょう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 153.404 Zeichen · 307 Bildschirme
巨人のかげ
」と声をそろえましたが、けっきょくはマユミさんを、少年探偵団の顧問にしようと話がきまりました。つまり、おねえさま顧問というわけです。こんな美しいおねえさまと顧問とが、いっぺんにできたので、少年たちは元気百倍でした。
さんさんとふりそそぐ太陽の光の下で、マユミおねえさまの、ひきあわせがすみました。なんという、たのしい日だったでしょう。みんな、その日のことは、一生わすれられないほどでした。
巨人のかげ
それから四―五日たった、ある晩のことです。少年探偵団員の井上一郎君とノロちゃんとが、井上君のおとうさんにつれられて、銀座通りを歩いていました。
井上君とノロちゃんとは、たいへん仲よしでした。井上君は団員のなかでも、いちばん大きく力も強いのですが、ノロちゃんは、はんたいに、いちばんこがらで力も弱く、おくびょうものです。そのふたりが、どうしてこんなに仲がいいのか、ふしぎなほどです。
井上君のおとうさんは、若いころに、ボクシングの選手をやったことがあり、いまでも、ボクシングの会の役員をしているので、ボクサーがよく家へ遊びにくるのです。井上一郎君は、そういう人たちに、ときどき、ボクシングを教えてもらうので、少年ににあわない腕っぷしの強い子でした。