Japanische Klassiker mit Furigana
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スウィスにっき
スウィス日記
辻村 伊助
Lesen Sie スウィス日記 (スウィスにっき) von 辻村 伊助 (つじむらいすけ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 216.275 Zeichen · 410 Bildschirme
これも何かの縁だろうと、邪魔になるスゥートケースをあずかって貰った。電車は静かに動き出す。
ファルボーデンフーベル Fallbodenhubel を廻ると、アイガー・グレッチャーの停車場で、すぐ左はアイガーのグラートになっている、これからはトンネルで、次のアイガー・ワントには停車せずに、標高一万三百七十呎のアイスメーヤで乗りかえになる、ここも停車場はトンネルの中で、私はすぐ飛び出して、岩壁に穿った窓から頭を出した。
初めは眩しくてなんにも見えなかった。無理に眼を見ひらくと、第一に気がついたのはアイスメーヤのギザギザに割れた氷河の向うにつづいたシュレックホルン Schreckh※(ダイエレシス付きO小文字)rner の連脈で、殊にオーベルラント第一の嶮山、急な岩角が雪も氷もはじきかえして、真っくろに尖っているグロース・シュレックホルン Gross-Schreckhorn, 4080m. であった。その左は一段低く、グリンデルワルトのウェッテルホルン Wetterh※(ダイエレシス付きO小文字)rner で、よく昔から写真で見うけるハスリ・ユンクフラウ Hasli-Jungfrau, od. Vorderes Wetterhorn, 3703m. よりも、まんなかのミッテルホルン Mittelhorn, 3708