Japanische Klassiker mit Furigana
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いちえんぼんりゅうこうのがいどくとそのりめんだん
一円本流行の害毒と其裏面談
宮武 外骨
Lesen Sie 一円本流行の害毒と其裏面談 (いちえんぼんりゅうこうのがいどくとそのりめんだん) von 宮武 外骨 (みやたけがいこつ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 21.916 Zeichen · 44 Bildschirme
の『安かろう悪かろう全集』は昔から動かぬ格言で、今更解説する迄もなく、今更例示する迄もあるまい
次に後半の予言的八題に就ては、条を逐うて其予言的中の大自慢をする
『予約者後悔全集』 コンナ面白くないもの、コンナわけの判らぬ下手の翻訳、コンナ焼直しの駄作物、と思っても一時払いの前金済で、破約する事も出来ずと後悔し、或は予約の証拠金として払込んだ一円があるので、捨てるか否かの煩悶と思い切って其一円を捨てた連中は、少くも全国に三四十万人はあったであろう、其後悔金高総計三十万円と見ても、二十万円と見ても、其金で立派な合資会社を設立し得られたのである、それをタダトリ山師の餌食にされたのは、惜みても尚恨みある損害、憎みても尚余りある奴輩ではないか
『不読ツンドク全集』 流行あおられてワケもなく予約した文盲の金持連は、読めずツンドクであるが、読みたいために予約したボッチャン連は、読んで見ても面白くないから読まずツンドクである、売りたいと思うても其安値に呆れて売りもせず押入に重ね置く者、書斎に飾り立てれば馬鹿の標本と見られるのがイヤと物置部屋に投込む