Japanische Klassiker mit Furigana
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いちえんぼんりゅうこうのがいどくとそのりめんだん
一円本流行の害毒と其裏面談
宮武 外骨
Lesen Sie 一円本流行の害毒と其裏面談 (いちえんぼんりゅうこうのがいどくとそのりめんだん) von 宮武 外骨 (みやたけがいこつ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 21.916 Zeichen · 44 Bildschirme
読者の横暴
のである、其後甲は堅い川石の老舗たる教科書屋だけに漸次月賦で皆済したとか聴いたが、乙はそれが致命傷となって、大阪の某や東京の某が救済に飛込んだ効もなく、高利貸に責立てられて終に破産し、永々図太くやって来た腹黒の鉄男子が、鉛人形の如く溶けて了ったのでアルンス
又婦人を当て込んだ某社の『姥鶏著作集』と、某会の『堅い果実大系』なども競争の共倒れで、儲けたのは諸新聞社の営業部だけであった、結局甲は雛鳥の如くヒヨ/\の悲鳴を挙げ、乙は二十八万円とやらの負債で福が永く続かぬどころか、家屋も信用もゼロに成り、昨今は虫のイキで居るが、株を牛込の某社に取られた『気どりや全集』がウマクあたれば、其割前を貰えるという事だけが、死水同様、末期の望みであるそうな、アワレと云うも却々にオロカなりける次第なりけり、近頃の不経済学全集も亦其轍を同うするに到れば、皆様ヤンヤと御喝采を願いますぞよ、へへへへ
読者の横暴見出し横
往年出版書肆の横暴を叫んだ時もあったが、近年は小売書店が横暴を極めて居るそうである、がモ一つ転じて読者の横暴時代に化さねばならぬと法学博士某が云った、読者の横暴とは如何の事か知らない、書店で立ち読みして買わない