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Japanische Klassiker mit Furigana

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まんようしゅうか

万葉秀歌

斎藤 茂吉

Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme

Aozora Bunko

第三句の字余りなどでもその破綻を来さない微妙な点と、「風を時じみ」の如く圧搾した云い方と、結句の「つ」止めと、そういうものが相待って綜合的な古調を成就しているところを学ぶべきである。第三句の字余りは、人麿の歌にも、「幸くあれど」等があるが、後世の第三句の字余りとは趣がちがうので破綻云々と云った。「つ」止めの参考歌には、「越の海の手結の浦を旅にして見ればともしみ大和しぬびつ」(巻三・三六七)等がある。

○

秋の野のみ草苅り葺き宿れりし兎道の宮処の仮廬し思ほゆ 〔巻一・七〕 額田王

額田王の歌だが、どういう時に詠んだものか審かでない。ただ兎道は山城の宇治で、大和と近江との交通路に当っていたから、行幸などの時に仮の御旅宿を宇治に設けたもうたことがあったのであろう。その時額田王は供奉し、後に当時を追懐して詠んだものと想像していい。額田王は、額田姫王と書紀にあるのと同人だとすると、額田王は鏡王の女で、鏡女王の妹であったようだ。初め大海人皇子と御婚して十市皇女を生み、ついで天智天皇に寵せられ近江京に行っていた。「かりいほ」は、原文「仮五百」