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Japanische Klassiker mit Furigana

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まんようしゅうか

万葉秀歌

斎藤 茂吉

Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme

Aozora Bunko

、「其伊呂兄五瀬命」等の用例がある。

大意。第一首。生きて現世に残っている私は、明日からはこの二上山をば弟の君とおもって見て慕い偲ぼう。今日いよいよ此処に葬り申すことになった。第二首。石のほとりに生えている、美しいこの馬酔木の花を手折もしようが、その花をお見せ申す弟の君はもはやこの世に生きて居られない。

「君がありと云はなくに」は文字どおりにいえば、「一般の人々が此世に君が生きて居られるとは云わぬ」ということで、人麿の歌などにも、「人のいへば」云々とあるのと同じく、一般にそういわれているから、それが本当であると強めた云い方にもなり、兎に角そういう云い方をしているのである。馬酔木については、「山もせに咲ける馬酔木の、悪からぬ君をいつしか、往きてはや見む」(巻八・一四二八)、「馬酔木なす栄えし君が掘りし井の」(巻七・一一二八)等があり、自生して人の好み賞した花である。

この二首は、前の御歌等に較べて、稍しっとりと底深くなっているようにおもえる。「何しか来けむ」というような強い激越の調がなくなって、「現身の人なる吾や」といって、諦念の如き心境に入ったもののいいぶりであるが、併し二つとも優れている。