Japanische Klassiker mit Furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme
(巻十二・二九〇〇)等がある。
一首の意は、三日月を仰ぎ見ると、ただ一目見た美人の眉引のようである、というので、少年向きの美しい歌である。併し家持は少年にして斯く流暢な歌調を実行し得たのであるから、歌が好きで、先輩の作や古歌の数々を勉強していたものであろう。この歌で、「一目見し」に家持は興味を持っている如くであるが、「一目見し人に恋ふらく天霧らし零り来る雪の消ぬべく念ほゆ」(巻十・二三四〇)、「花ぐはし葦垣越しにただ一目相見し児ゆゑ千たび歎きつ」(巻十一・二五六五)等の例が若干ある。家持の歌は、斯く美しく、覚官的でもあるが、彼の歌には、なお、「なでしこが花見る毎に処女らが笑ひのにほひ思ほゆるかも」(巻十八・四一一四)、「秋風に靡く川びの柔草のにこよかにしも思ほゆるかも」(巻二十・四三〇九)の如き歌をも作っている。「笑ひのにほひ」は青年の体に即いた語でなかなか旨いところがある。併し此等の歌を以て、万葉最上級の歌と伍せしめるのはいかがとも思うが、万葉鑑賞にはこういう歌をもまた通過せねばならぬのである。
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御民われ生ける験あり天地の栄ゆる時に遇へらく念へば 〔巻六・九九六〕 海犬養岡麿