Japanische Klassiker mit Furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme
「衣手を」を、枕詞として「たか」に続けたのは、タク(カカグ)という意だろうという説がある。高屋は地名であろうが、その存在は未詳である。この御歌の調べ高いのは、やはり時代的関係で人麿などを中心とする交流のためだかも知れない。この歌にも寓意を考え、「此歌上句ハ佞人ナドノ官ニ在テ君ノ明ヲクラマシテ恩光ヲ隔ルニ喩へ、下句ハソレニ依テ細民ノ所ヲ得ザルヲ喩フル歟」(代匠記)等というが、こういう解釈の必要は毫も無い。
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御食むかふ南淵山の巌には落れる斑雪か消え残りたる 〔巻九・一七〇九〕 柿本人麿歌集
弓削皇子に献った歌一首という題があり、人麿歌集所出の歌である。「御食むかふ」は、御食に供える物の名に冠らせる詞で、此処の南淵山に冠らせたのは、蜷貝か、御魚かのミナの音に依ってであろう。当時は蜷貝を食用としたから、こういう枕詞が出来たものである。南淵山は高市郡高市村字冬野から稲淵にかけた山である。
一首の意は、南淵山を見ると、巌の上に雪が残っておる、これは先ごろ降った春の斑雪であろう、というので、叙景の歌で、こういう佳景を歌に詠んで、皇子に献じたもので、寓意などは無かろうのに、先学等は「下心あるべし」