Japanische Klassiker mit Furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme
巧みでない寧ろ拙な部分の多い歌であるが、「おぼつかなしも」の句に心ひかれて此歌を抜いた。「この夜のおぼつかなきに霍公鳥」(巻十・一九五二)の例がある。
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春日野に煙立つ見ゆ※嬬等し春野の菟芽子採みて煮らしも 〔巻十・一八七九〕 作者不詳
菟芽子は巻二の人麿の歌にもあった如く、和名鈔に薺蒿で、今の嫁菜である。春日野は平城の京から、東方にひろがっている野で、その頃人々は打連れて野遊に出たものであった。「春日野の浅茅がうへに思ふどち遊べる今日は忘らえめやも」(巻十・一八八〇)という歌を見ても分かる。この歌で注意をひいたのは、野遊に来た娘たちが、嫁菜を煮て食べているだろうというので、嫁菜などは現代の人は余り珍重しないが、当時は野菜の中での上品であったものらしい。和かな春の野に娘等を配し、それが野菜を煮ているところを以て一首を作っているのが私の心を牽いたのであった。
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百礒城の大宮人は暇あれや梅を頭してここに集へる 〔巻十・一八八三〕 作者不詳
「百礒城の」は大宮にかかる枕詞で、百石城即ち、多くの石を以て築いた城という意で大宮の枕詞とした。