Japanische Klassiker mit Furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme
どうしても、この「ほどろに」には、何かを慕い、何かを要求し、不満を充たそうとねがうような語感のあるとおもうのは、私だけの錯覚であろうか。「今か今か」と繰返したのも、女の語気が出ていてあわれ深い。
巻十二(二八六四)に、「吾背子を今か今かと待ち居るに夜の更けぬれば嘆きつるかも」。巻二十(四三一一)に、「秋風に今か今かと紐解きてうら待ち居るに月かたぶきぬ」がある。
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はなはだも夜深けてな行き道の辺の五百小竹が上に霜の降る夜を 〔巻十・二三三六〕 作者不詳
「五百小竹」は繁った笹のことで、五百小竹の意だと云われている。もう繁った笹に霜が降ったころです、こんなに夜更にお帰りにならずに、暁になってからにおしなさい、といって、女が男の帰るのを惜しむ心持の歌である。全体が民謡風で、万人の唄うのにも適っているが、はじめは誰か、女一人がこういうことを云ったものであろう、そこに切にひびくものがあり、愛情の纏綿を伝えている。女が男の帰るのを惜しんでなるべく引きとめようとする歌は可なり万葉に多く、既に評釈した、「あかときと夜烏鳴けどこのをかの木末のうへはいまだ静けし」