Japanische Klassiker mit Furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme
と呼んだことに解する方が好いだろう。私は、「今ぞ和ぎぬる」という句に非常に感動してこの歌を選んだ。このナギヌルの訓は従来からそうであるが、嘉暦本にはイマゾユキヌルと訓んでいる。「あが念へる情和ぐやと、早く来て見むとおもひて」(巻十五・三六二七)、「相見ては須臾しく恋は和ぎむかとおもへど弥々恋ひまさりけり」(巻四・七五三)、「見る毎に情和ぎむと、繁山の谿べに生ふる、山吹を屋戸に引植ゑて」(巻十九・四一八五)、「天ざかる鄙とも著く許多くもしげき恋かも和ぐる日もなく」(巻十七・四〇一九)等の例に見るごとく、加行上二段に活用する動詞である。
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面形の忘るとならばあぢきなく男じものや恋ひつつ居らむ 〔巻十一・二五八〇〕 作者不詳
あの女の顔貌が忘られてしまうものなら、男子たるおれが、こんなに甲斐ない恋に苦しんで居ることは無いのだが、どうしてもあの顔を忘れることが出来ぬ、というのである。「男じもの」の「じもの」は「何々の如きもの」というので、「鹿じもの」は鹿の如きもの、でつまりは、鹿たるものとなるから、「男じもの」は、男の如きもの、男らしきもの、男子たるもの、男子として、大丈夫たるもの等の言葉に訳することも出来るのである。